ワインの容器で、アルミ缶やパウチといった一人用包装が、ガラス容器を凌駕するには至っていませんが、缶、パウチ、ペットボトル入のワインが増えているのは確かです。これらの容器は発売当初は新しさが売り物でしたが、今では正当性を持ってます。一回飲みきりサイズの缶入りワインは、ワイン業界の大手も次々に取り入れています。フランスの高級ぶどうから醸造した低アルコールのワインを250ml容量の缶入りで出した会社もあります。アルミ缶というのは、リサイクル性がありますし、軽くて出荷が容易です。ガラス容器に比べて2次包装も少なくて済みます。缶入りワインは光や酸素を通さず、コルクを使わないので、味を損なうことなくワインの品質を守ることができます。現在は英国では200ml缶に上質のワインを詰めたものが販売されています。