現在の液体紙容器というのは、プラスチック積層品だそうです。液体紙容器というのには低温流通用屋根型容器、常温流通用屋根型容器、レンガ型容器、直方体ストレート型容器、保存用カップ、バックイン・カートン、バックイン・ボックスがあるそうです。低温流通用屋根型容器は高サイズの耐水性があるそうです。低温でガス透過も少ないため、液体の浸透も低いということで、PE/紙/PEの3層で充分だそうです。紙の端面には液が直接触れることになりますが、高サイズのために低浸透性であるそうです。ただ常温長時間で漏れが心配となるそうです。簡易口栓がつくそうです。3層ということで安価にできると言われています。ガスバリア性はないと言われていますが、常温流通用屋根型容器はガスバリア性があるそうです。ガス透過を防ぐために、遮断性のアルミ箔やセラミック蒸着品が用いられているというのを聞いたことがあります。溶液面は、紙端面を折り返して直接接触しないような構造にしているそうです。構成としてはPE/紙/PE/AL箔(または蒸着品)/PEか、胴ぶくれ防止にはPE/紙/PE/AL箔/PET/PEを用いるそうです。6層になると高価になるのではないでしょうか。専用包装機とシステム化している場合も多いそうです。無菌包装も可能になると言われています。直方体、レンガ型容器は、縦形ピロー包装機で製袋しながら充填、液中シールする形態となるそうです。ヘッドスペースがないので長期保存に耐えるそうです。チルド用、常温用、無菌用に広く使用されるそうです。無菌も可能だそうです。常温用となるとガスバリア性もあるそうです。直方体ストレート型容器は、透明蒸着などガス遮断性のラミネート紙を平巻きするそうです。そして熱接着やテープ貼りで胴部を作るそうです。保存用カップでは低温用は端面が液に接しますが、常温用は折返しのため接しないそうです。