たるみのあるフィルム

耳たるみの場合や厚い薄いが斑になっていることによるたるみは、たるみ伸び部の幅が小さいために大きなテンションが必要となるそうです。全部の幅をこのたるみの部分に該当する長さにまで伸長する張力を与えたらたるみは完全に解消するわけです。しかし、これは理屈上の話となるそうです。実際は出来上がり印刷ピッチが短くなるといった別のトラブルもあるので、たるみのあるフィルムというものを使わないのが一番ということです。また、吸湿性のフィルムは耳の部分が吸湿によって伸長したたるみが発生してしまいます。吸湿の伸びは意外と大きいということと端の部分だけなので、このたるみを解消するためには大きな張力が必要となってしまうそうです。したがって、吸湿フィルムは、次の工程に回すまで、防湿包装を行うなどの配慮が必要となるそうです。

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