圧縮試験の方法で、ラーメンなどの液体スープの小袋のルーティンの試験方法というのは、圧縮強さでみます。ある納入品が圧力がでないと、苦情を受けたとします。その際、シール強さをチェックするでしょうが、式を知っていたら、他にも考えることが分かってきます。袋のサイズがいつもより小さくないかとか、パウチの高さが高くなるとか、スープの充填量が通常よりも多くないか、それと同様に、パウチの高さが高くなるということも、チェックすることになります。パウチの破裂強さですが、内寸で、長軸a㎝、短軸b㎝(a>b)のパウチを考えてみましょう。このパウチに空気を一杯にいれます。パウチは短軸を周としたチューブ状になります。従って、このチューブの直径は『チューブ直径=2×短軸長さ÷π(θ=rP)』。『フィルム張力=(パウチ内圧力)×短軸長さ÷π』。