発泡プラスチック容器

食品包装用として現在使われている成型容器のなかで発泡プラスチック容器というものがあります。ここで少しこの容器についてご紹介していきたいと思います。

この容器は、プラスチックシートを製造している段階で発泡剤を入れることで泡状にしたプラスチックで作られた容器で、軽量で断熱性や保温性にも優れた容器として、水産物流通用大型容器として、あるいは酒やワインといったアルコール類のケースに、アイスクリーム用保冷容器として、更に農産物の輸送用容器など幅広く使用されており、物流にはなくてはならないプラスチック容器として重宝されています。

ちなみにプラスチック容器用素材としては、PS(ポリスチレン)、PP(ポリプロピレン)、PPF(フィラー入りポリプロピレン)、A-PET(非結晶ポリエチレンテレフタレート)そしてPLA(ポリ乳酸)の5種類が多く使われています。

これらはそれぞれの素材の特徴を生かした使われ方で食品用容器として重宝されています。そのほか現在使われている食品包装用成型容器としてバイオマスプラスチック容器というものがあります。

この容器はトウモロコシなどを原料としたもので、サラダパックやカットフルーツパック用から鶏卵用パック、イチゴパックなど透明容器としてよく知られているもので、原料となる植物系素材を使用して環境にやさしい包材として、以前はレジ袋がメインでしたが、時代背景による要求から少しずつその使用範囲が広まってきています。

ちなみに従来から使用されているプラスチック容器向け素材としては、PS(ポリスチレン)、PP(ポリプロピレン)、PPF(フィラー入りポリプロピレン)、A-PET(非結晶ポリエチレンテレフタレート)そしてPLA(ポリ乳酸)の5種類が主に使われています。

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