包装にも様々な種類があり、工業包装というものと、消費者包装というものがあります。それらには違いがあります。では、どのような違いがあるのでしょうか。
まず、工業包装は、何かを輸送したり、保管したりすることを目的とした包装のことです。ですから、中身の質を保つことが最優先であり、そのため、落としたり、衝撃を加えても中身が壊れないような、緩衝材的なものがよく用いられます。段ボールは、その中でも身近であると言えます。中身の大きさや形状をしっかりと把握し、それに合わせて包装しなければいけません。
それに対して、消費者包装は、消費者がより中身を楽しめるようにするための包装であり、端的に言ってしまえば、ラッピングと呼ばれるものです。ラッピングをすることで、それを開けてから、中身に対面するまでの喜びが増すため、エンタメ性の高い包装であると言えます。
場合に応じて、適切な包装をすることが大切です。